レスカへの手紙

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7月18日ぼ大会TrypoxylusVS疾風

https://dmvault.ath.cx/vs7274273.html

(試合映像。PCで開くことを推奨する。)

Trypoxylusの5cドルマゲドン。疾風の4cダークネス。

環境のコントロール同士での対決となるがその内容はミラーマッチとは程遠いものである。1枚で大きくアドバンテージを得る5cドルマゲドンとデドダムや各種オーラによるGRをダークネスで幾度となく使い回す4cダークネスによる異種格闘技であった。Trypoxylusはエンドオブランド、疾風はシャッフやビムナム等テンプレ化してるとはいえないカードも採用されておりそれらの活躍にも期待されていた。

先攻を手にしたのはTrypoxylusであった。だが先に動きがあったのは疾風。フェアリーReライフでやや早めのスタートに成功する。

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Trypoxylusもデドダムを召喚しエンドオブランドを抱える。疾風がダークネスを撃とうとする直前に合わせてやろうという算段だろうか。

それに対して疾風はデドダムでマナを伸ばしここでビムナムを召喚する。ドラゴンズサインからのザーディクリカ展開は止めれたがエンドオブランドが完全に裏目になってしまった。Trypoxylusがマナにドラゴンを置かなかった為疾風が警戒するのは無理もない。

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勿論Trypoxylusはエンドオブランドでビムナムを破壊し墓地にモルトを置くことによって6マナだったとしても灰燼と天門の儀式で蘇生することが可能だ。

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疾風はリゲル-2からマナにあったとこしえの超人を回収してキャストするもリソース差が埋まらない。次の灰燼と天門の儀式を咎めたものの苦しい展開である。

Trypoxylusはデドダムからのお清めシャラップで8マナにしつつ疾風の墓地を消し去った。ダークネスを連発するデッキの都合上蘇生先を失うのは非常に痛い。

疾風は火噴くナウからのシナイガでとにかくリソースを回す。クリスマⅢで後続も確保することに成功したもののTrypoxylusの手札にノータッチという状態だ。まだまだ主導権はとれない。

続くTrypoxylusはザーディクリカで墓地のエンドオブランドを撃つ。クリスマⅢでダークネスを拾った疾風に対しそうはさせんぞというメッセージである。

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ダークネスを封じられた疾風はデドダムをキャストし引っ張ってきたシナイガから天啓 CX-30を引き当てた!盤面のデドダムに無月の大罪を当てることによってとこしえを再度出すことにも成功。逆転とまではいかないが、かなり持ち直した。

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しかし、現実は非情であった。何度もエンドオブランドを撃っているTrypoxylusからすればロストソウルを引くことはいとも容易いことであった。さらにとこしえを出すことによって疾風のダークネスの出力まで抑えてしまった。

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次のターンの疾風はダークネスでとこしえを処理してトップのビムナムを出すしかできなかった。

手札マナ墓地の総数で明らかに勝ってるTrypoxylusを疾風は捌ききることが不可能になった。


勝者:Trypoxylus